「ムダ」が多い人ほど、よく伸びる
先の見えない現代にピッタリの思考法「ラテラルシンキング」というのを聞いたことがありますか?
ラテラルシンキングは、ヒラメキや思い付きのことで、それが、「そんなことありえない」という発想を生み出すのです。
思わぬ発想が生まれることがあります。
スリーエム社のポストイットも大塚製薬社のポカリスエットも、思わぬ発想から生まれた名ヒット商品です。
ムダを排除し効率化する。
少し前にはここばかりフォーカスしていましたが、これも追求しすぎると弊害になります。
先の見えない現代だからこそ、新しい発想が生きてくるのです。
一見、ムダに見えるものがヒラメキやアイデアにつながることは日常茶飯事です。
●ラテラルシンキングの3つの力
1.疑う力
「なぜ?」をしつこいくらい考えてみる
2.抽象化する
それは「何のためにあるか」を考える。
本質は何かを考え、本質同士を結びつけてみる。思わぬ発見があります。
3.セレンディビティ
偶然を無視しない力。きっかけを大切にする。
※仕事でもムダだと言われたり思われていること自体を疑ってみる。
失敗はムダでなく経験のうちですから、経験が増えれば増えるほど必要なときに活用できるようになるのです。
●1割の成果のために費やした手間のうち9割が失敗と言い換えられるのかもしれません。
そう考えると、9割の失敗はムダではなくて、むしろ成功の一部、つまり、「原石」なのです。
積極的に失敗しようと思う人はいません。
だからこそ失敗の経験はムダではなく失敗を避けたい人から見れば貴重な情報です。
失敗を生かすか殺すかは自分次第ということですね。
●得意なことから終わらせよう。
実は、効率的なことは、得意なものから取り組んだ方がスイッチが入ります。
結果、どんどんモチベーションも上がるので苦手なことも苦なく処理できます。
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